こんにちは、中の人のいるかと申します。
まだ10代ですが、フルビット免許を目指そうとしています。
意外と目指す方がちらほらいるので、
その過程をここに記録しておこうと始めます。
現在の状態
辞書にのってる言葉ではなさそうなので、
初めての方に少し紹介します~
フルビット免許とは、運転免許証の運転免許欄をすべて埋めた免許のことです。
↑この欄 出典:警察庁 https://www.npa.go.jp |
上の画像のように、すべての種類欄を埋めたものが「フルビット免許」となります。
運転免許には、「付帯免許」といって、
以下のような例が挙げられます。
- [普通自動車免許(普通)]を持っていると[原付(原付)],[小型特殊自動車(小特)] も運転できる。
- [中型自動車免許(中型)]を持っていると[準中型自動車(準中型)],[普通自動車(普通)]も運転できる。
- [大型自動二輪免許(大自二)]を持っていると[普通自動二輪(普自二)],[原付(原付)],[小型特殊自動車(小特)]も運転できる。
といった具合です。
わかりやすい表が運転教本にあったので載せておきます。
ここで、フルビット免許を取るうえで注意するべきなのは
「付帯免許は後から併記できない」
ということです。
普通自動車免許をとると、原付・小型特殊自動車免許もついてくるので
後から原付・小特を併記することができなくなります。
すべての自動車が運転できる免許(俗にいう「フル免許」?)では
欄を気にせず、[大型],[大自二],[大特],[けん引]だけをとればクリアになります。
ですが、フルビット免許ではこのようなスカスカな免許ではいけません。
すべてを埋め尽くさなくてはならないのです!
「付帯免許は併記できない」ことを念頭に置くとなると、
欄を埋めるには 付帯する免許を先に取らなければなりません。
一つでも順番を間違えるとフルビット免許は失敗に終わります。
例えば、
などをすると、やり直しです。。。(=返納して、また原付からとる)
...という自己満足のためにやるのが「フルビット免許」です。
取り方
フルビット免許は次のような順番で完成できます。
- 原付
- 小型特殊
- (※1)普通自動二輪
- (※1)普通自動車
- (※1)大型特殊自動車
- 大型自動二輪
- 準中型自動車
- 中型自動車
- 大型自動車
- けん引免許
- (※2)普通自動車二種
- (※2)大型特殊自動車二種
- (※2)けん引二種免許
- 中型自動車二種
- 大型自動車二種
(※)の部分と、[原付]と[小型特殊]については、順番が前後しても大丈夫です。
また「6.大型自動二輪」についても、普通自動二輪免許を取得できていればいつでもOKです。
なお、多くのフルビット免許所持の猛者は
試験場での直接試験がほとんどだそうです。
それもそのはず、
「12.大型特殊自動車二種」,「13.けん引二種免許」の二つにおいては
・教習所による教習がない
・そもそも日本にそのような車がほぼない(東京都日の出町に一つのみ)
大変マニアックな免許ですし、
大型自動車免許には、約50万円以上の教習所代が必要になります。
(教習所に行かないとすると、直接試験を繰り返し受け練習をするのが定番?)