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ただの海洋生物

フルビット免許への道#4 AT小型限定普通自動二輪 取得へ!!

AT小型限定普通自動二輪 技能試験一発合格!?

先日小型AT二輪試験を試験場にて直接試験を受けに行きました。

なんと、無事初回での合格を勝ち取りました!!!!

今回受験した日で小型ATを受験する人は4人おり、そのうち合格は私だけでした。私はその中でも最後ということもあってか、先人たちの注意点などを聞き気を付けて試験に挑むことができました。

 

即免許交付はされるのか??

やっぱり試験に合格したらすぐ125ccバイクに乗りたくなりますよね? 私もその期待を背負って手続きをしていました。

 

...ですが実際は即日交付はされませんでした。

125cc以下(原付2種)といえど、免許上では【普通自動二輪】にあたります。加えて教習所に通わず普通自動二輪免許を受ける際には、「取得時講習」と「応急救護講習(※)」を受ける必要があります。これを終えないと免許は交付されません

※既に第一種免許(原付・小特除く)を持っている方もしくは医療関係者等応急救護講習を既に受けている方は免除されます。

 

この記事を執筆した時点では講習はまだ受けておりませんが、内容は主に小型AT二輪車に乗り、安全運転などの教習を受けるようです。

 

試験の具体的な内容など

これから挑戦する方へのアドバイスや試験内容を記しておきます。ぜひ参考にしていただけたら幸いです。

ちなみに私は、50cc原付スクーターで練習をしました。

 

1.技能試験内容

この試験は、府中運転免許試験場で実施されました。そこでの試験内容を書いておきます。都道府県によって指示などは変わるようなのでご注意ください。

 

・指示速度での走行(小型は30km/h、普通・大型は40km/h)

指定された直線を上記の指示速度で走行します。

・直線狭路コース(小型5秒、普通7秒、大型10秒以上で走行)

俗に言う「一本橋(全長15m/幅30cm/高さ5cm)」を指定された秒数以上で走行します。台手前で一時停止し着座姿勢により走行します。

・クランクとS字

コーンに触れず道幅2mの直角道路とS字状の道路を通行します。

坂道発進

指示された場所で停車し、直ちに発進します。

 

以上が小型二輪の試験内容になりますが、普通二輪・大型二輪には以下の課題があります。

・連続進路転換コース(普通7秒、大型8秒以内で走行)

俗にいう「スラローム」を指定された秒数以内で走行します。

波状路(大型のみ)

MT車は立ち姿勢、AT車は着座姿勢により、できるだけ遅い速度(5秒以上)で走行します。

 

2.対策:基本的な走行(直進・右左折など)

125ccの原付スクーターといえど、運転方法などの基本は自動車と変わりありません。まだ車の免許を取っていない方はすこし分かりにくいとは思いますが、安全確認の方法(ルームミラー→サイド→目視)は全く変わらないです。目視についてはただの進路変更だけでなく、左折時には後方の巻き込み確認もしっかりします。

これが原付でもしっかりできれば、基本走行は大丈夫でしょう!

原付で左右や後ろをみたりするとどうしても不安定になるという方は、まずまっすぐ走る練習から始めてみてはいかがでしょうか。それができたら、体幹を中心にしてカーブを曲がる練習をして「バイクのバランス感覚」を養っていきましょう。

 

私がほかの人の試験中に思ったことに、安全確認のし過ぎ(?)というのがありました。やたら左右に首を振ったり、後ろをしょっちゅう振り返りふらふらする運転が散見されました。AT小型二輪と一緒にMT大型二輪試験が行われていましたが、大型二輪の方たちはこうした執拗な?安全確認をしていませんでした。

緊張もあると思いますが落ち着いていったほうが絶対良いです。

 

3.対策:一本橋

出どころは分かりませんが、二輪は小さくなるほど低速でのバランスがとりにくくなる傾向にあるらしいです。そのためか普通二輪よりも小型二輪は時間が短くなっています。

二輪に共通して言えますが、体でバランスをとるだけでなくハンドルを駆使してバランスをとるようにするとよいです。

この際、緊張していると方がすくみハンドルでバランスを取ろうとしてもうまくいかないことが多いです。そのため試験前には「肩の力を抜く」ことを念頭に置きましょう。

また小型AT二輪はトランスミッションの影響で、アクセルをオフにしてまた加速しようとするとクラッチがつながるショックでバランスを取りずらくなります。こういったときには、二輪で速度調節をするときはアクセルを少し回したまま後輪ブレーキをつかいこのショックを防ぎます

 

...ま、やればわかると思います。これらに気を付けて練習をすれば、本番意外とあっさり終わりました。

 

4.対策:クランクとS字

運転のコツは、上記の一本橋の対策で述べた「ハンドルを駆使してバランスをとる」こと、「アクセル抜かずにブレーキ」の2つを留意しておくとよいです。

実際、125cc原付スクーターの大きさだとそこまでの難しさを感じませんでした。

これは結構ガチです。

いかにゆっくりバランスをとれるかが重要です!

 

5.対策:急制動

これに関しては、私が受けた際「○○さんもう一回!」と言われ2回やりました。一回の失敗だと一発で終了させられることはありませんでしたが、怖かったです。

想像ではありますが、意外と制動位置で指示速度以上が出ていなかったのが原因だと思われます。もしくは制動開始位置が早すぎたかのどちらかです。

制動位置の手前らへんでは指示速度+5km/hくらい出しておくほうが良いです。アクセルオフからのブレーキングをする前におそらくエンジンブレーキが効いてしまうため、直前で指示速度ぴったりだと失敗する可能性があります。

また、前ブレーキ(右のレバー)を後ブレーキ(左のレバー)以上に握ると前に押し出される感覚からふらつく可能性があります。気を付けましょう!

 

6.対策:坂道発進

これについては、とくにありません。(すいません)

唯一忘れてほしくないのは、停止目標での停止のあとに後方確認を忘れないでください。

 

7.忘れやすい注意点

直接試験の前には、以下の注意点を忘れないようにしましょう。

  • 発進の方法(周囲確認・後方確認・方向指示器の使い方)
  • 交差点の通行方法(右左折は徐行・赤信号からの発進時は左右見てから)
  • 安全確認
  • 停車・駐車方法

 

 

練習しないと一発合格は難しいです。ですが原付2種は二段階右折をしない・最高速度60km/hで走行可能なのでメリットはでかいと思います。

また直接試験は教習所よりはるかに安く済むのでお勧めです!

 

次は大型自動二輪を取ろうと思います!!!!!