私は高校3年で応用情報技術者試験に合格しました。
応用情報技術者は比較的難易度の高い試験と言われていますが、勉強をやればとれると思うのです。
ただの高校生がとった勉強法を超簡単に書いておくので、多くの人がとれるようにしてほしいです。
応用情報技術者については方法の後に書いておきます。今だと小学生でも取れる人がいるので、ぜひ高1・高2だけでなく中学生の方でも挑戦してほしいです。
0.知識レベルの確認
まず、基礎的な知識レベルを確認します。
1.基本情報技術者を解けるレベル・基本情報持ってる・PCやプログラムをよく知っている
ならもう1番から始めましょう。基本情報が解けるレベルなら、わからないところだけを絞ってやると効率良いです。
2.PCは触れる程度、Excelとか触れるけどメモリとかよくわかんない・なにもわからない
少し基礎を植え付ける手順が必要です。
本を買いましょう。
応用情報技術者の対策本でもいいですが、基本情報のわかりやすい絵がある本を選ぶといいと思います。
だいたいわからなくても、「パソコンってこんなのあるんだ」「プログラムとかよくわかんない」とざっくりで全然大丈夫です。
次は、「基本情報技術者」の過去問をやってみます。
ここで、7割の点数がとれるまで、この次にあげる1と2を繰り返します。
そうしたら、応用情報技術者の過去問で1-2を繰り返します。
基本情報技術者を取ってから段階を踏むのも全然ありで確実です。割と応用情報技術者は熟年のIT技術者向けの試験なので、一般社会人向けの基本情報技術者は持っておくだけ無駄ではないと思います。
安上がりでもリスキーな方を選ぶ人は踏まなくてもいいと思います
1.過去問をブン回す
第一は、これを解きます。
本を買うよりこれを解きます。
また、ユーザー登録もしておきます。
2.過去問道場の色分け
過去問道場の新しい問題をひたすらやります。
過去問道場は、ユーザー登録すれば「青・オレンジ・赤」の3段階で問題をマークできるので活用します。
私はこう区分しました。
1.青:問題文見ただけで「答えの位置」がわかる・すぐに単語がわかる
2.オレンジ:うっすらわかるけどたまに間違える・忘れる
3.赤:まったくわからない・何のことかわからない
後に響くので、「答えわかってるけど、ほかの選択肢と迷うものがある」など不安要素はすべてオレンジに入れます。
また、繰り返し解くうちに「完全にわかった!」となったときは青の分類にします。(逆もしかり)
3.わからない単語の列挙
だいたい試験1回分(80問)解いたら、赤とオレンジの単語についてメモします。
写しのメモのではなく、「こういうものなのか」と理解しながら自分なりの言葉でメモします。わからなかったら調べるか、丸写しをします。(過去問道場は答えた後解説があるので、それを丸写し)
私はWordにまとめましたが、丸写しのときは「コピペは絶対にしない」でください。
また、とんでもない量の問題があり一回で覚えられるわけがないし時間の無駄なのでメモ程度にとどめ「覚えようとしないでください」
ユーザー登録をすると、問題の網羅率が見れます。網羅率が70-80%できていれば、次の工程に行きます。
4.【重要】赤・オレンジの問題だけ解く
8割問題を解いていれば、次はもう復習だけです。
ここをひたすらやります。3の分からない単語がでてきて、メモした記憶がないときは被っててもメモします。
5.午後問を選ぶ・解く
おおよそ午前問題が解ければ、午後にも対応できます。だいたい試験前の2-3か月前から始めるとギリ間に合います。
「午後問とは?」という人はこの後の応用情報技術者の概要を見てください。
時間があるなら、選んだ5問以外にも対応できるようにちょっとできる分野も少しやっておくといいでしょう。たまに決めた5問以外でめちゃくちゃ簡単な問題がでるときもあります。
記述形式なので、答えとあっているかわからないときがありますが、そのときは過去問道場にある掲示板から探して近い答えをみるか、ここにコメントしてくれれば私も見ます。
5年分やっていればまあよしですが、時間があるだけやっておきましょう。
以上!
以上が私がやったことです。
時間があるならもっとやるに越したことはないです。私は基本情報技術者を春季にとって半年後の秋季に応用情報技術者を流れでとりました。実質勉強した期間は3か月くらいでした。これで午前は余裕でしたが午後問は60.00点ギリギリのぎりでした。
ぜひ頑張ってとってください!!
応用情報技術者の概要
経済産業省が認定し、「情報処理の促進に関する法律第29条第1項」に基づき実施される試験の一つです。基本情報技術者やiパス、ほかのセキスペなどの試験も同じです。
これらの試験はレベル分けされており、
レベル1:iパス
レベル2:基本情報技術者
レベル3:応用情報技術者
レベル4:高度試験(SC,NW,DB,AU,SA,ST,PM,ES,SM)
の4段階で分類されています。
応用情報技術者の試験は、午前問題と午後問題の2つの試験があり、
どちらも合格点60点を超えると合格となります。
午前問題:80問の全問回答式で、4つの選択肢の中から選びます。
午後問題:11問から5問選ぶ、記述式の問題です。
午前問題は過去問道場のデータより、基本情報技術者での問題を流用していたり、説にはなりますがこの手の選択式問題は3-5年前の問題を流用していることがおおいです。
午後問題は流用されてはいないので、しっかりとした知識の理解が求められます。
最近、基本情報技術者試験がCBTまたIBTになりましたが、応用情報技術者と高度試験はマークシート式かつペーパー記述式です。試験場所は大学になることが多いです。
試験時期は春季と秋季の年2回あり、4月または10月の初期に実施され、合格発表は2カ月後です。(高度試験はSC:情報処理安全確保支援士を除き春季または秋季のいずれか年1回のみ実施されます)
話はそれるのですが、
高度試験には午前I/午前II/午後I/午後IIの4回に分けて実施されます。(SCを除く)
具体的に、午前Iは情報処理に関する問題で応用情報技術者レベルの幅広い問題・午前II以降はその区分の高度試験に沿った内容(ネットワークスペシャリストならネットワークの専門内容、ITストラテジストならストラテジー関連の専門内容)が出題されます。
高度試験に挑戦する際、応用情報技術者に合格していると午前Iの試験が免除され、専門内容への学習のみで済みます。(2年以内)
詳細はIPA公式HPにて確認してください。
※試験の概要や出題形式が変更になる場合があるため、シラバスは確認しておきましょう。
わからないことがあったらいつでも質問お受けいたします~